毛利蘭（もうり らん）とは
プロフィール
CV山崎和佳奈
帝丹高校2-Bに通う女子高生。新一と同じB型。
人物像
空手部の女主将で、黒帯の有段者で関東大会のチャンピオン。なかなかの怪力の持ち主で、電柱を利き手じゃない方の手で一撃で粉砕してしまうほど。希望が通らずロッカーにあたった際、変形したロッカーを見た父親の小五郎は「空手なんか習わすんじゃなかった」とこぼしていた。しかし、逃走を謀った犯人や目の前で襲われそうな人がいたときなどは胴回し回転蹴りやかかと落しなどの技を決め、犯人逮捕に貢献している。一度だけプロレス技の「シャイニングウィザード」を見よう見まねで決めたこともある。
空手の都大会で優勝したご褒美として工藤新一といったトロピカルランドで事件が起こり、ショックで泣いていると新一に「よくあることだから」気にするなと言われ、「ないわよこんなこと！」と返した。だが、最近は”よくあること”になってしまっている。そのトロピカルランドからの帰り道で別れた新一が行方不明になってしまい、以来ずっと（現実の時間で実に25年以上も）健気に彼の帰りを待っている。
新一とは幼なじみで、1年前にアメリカのニューヨークで遭遇した事件のことを思い出したとき、「そっか…私あの時から新一のこと…」と新一への恋心を自覚した。クリスマスやホワイトデーの新一からの贈り物に添えられていたメッセージは「クリスマスプレゼントだ、ありがたく受け取りな」や「この前電話したとき風邪声だったからよ、これでも舐めて早く治せよ」といった、ずいぶん上から目線な内容であった。碌に姿も見せないくせにその態度は何様のつもりだ、と怒ってもいいレベルなのだが、蘭は顔をほころばせて受け取っている。
ロンドンで新一から告白を受け、長らく返事に戸惑っていたが、修学旅行時にようやく決心がつき、新一の頬にキスをすることで「これが私の返事」とし、そこからようやく2人の交際が始まった。実に長かった。ちなみに、このときキスを目撃していた服部平次には唇同士でキスしていたように見えていたため、「やるな姉ちゃん」とこぼしていた。
晴れて彼氏彼女になった現在、前にも増して新一の帰りをずっと待っている。蘭に幸あれ。
名前の由来
小説家のモーリス・ルブランから。
家族
