ジェットコースター殺人事件とは
※犯人ネタバレ注意
登場人物
工藤新一、毛利蘭、毛利小五郎、目暮十三、ジン、ウォッカ、岸田、愛子、ひとみ、礼子
概要
『名探偵コナン』の記念すべき第1話。原作コミックは1巻File1。
20周年記念企画で「エピソードONE 小さくなった名探偵」としてリメイクもされている。
新一と蘭が遊びに行った遊園地のジェット―コースターで、新一の後ろの席に乗っていた岸田という男性が、走行中にトンネル内で何者かに首を切断され殺害された。彼の恋人である愛子のバッグから刃物が見つかったため、当初は彼女の犯行かと思われたが、新一の推理によって真犯人が判明。
事件解決後、ジェットコースターに乗り合わせていた怪しげな黒ずくめの男が物陰に走っていくのを見た新一は、蘭と別れて男の後を追った。すると男は、どこかの社長を拳銃密輸をネタに強請っていた。その取引を見るのに夢中になっていた新一は、背後から近づいてくるもう1人の男に殴られ、口封じのために薬を飲まされてしまう。そして、目が覚めると身体が縮んでしまっていた。
犯人
ひとみ
大学に入って愛子たちと出会う前は岸田と付き合っていたひとみ。ところが、愛子と出会い、自分を捨てて愛子と付き合うようになった岸田。ひとみはそんな岸田が許せず、彼と初めてデートした場所で、彼からもらったプレゼントで、彼を殺害。その後は睡眠薬を大量に飲んで自殺するつもりだったらしい。
トリック
ジェットコースターに乗り込むとき、シートと背中の間にバックか何かを挟んでおく。そして、ジェットコースターがトンネルに入ったところで挟んでいたものを抜き、できたスペースを利用して安全バーから抜け出した。
安全バーに脚をかけて身を乗り出し、2列後ろの席に座っている岸田の首にチェーンをピアノ線に変えたネックレスをかけ、ピアノ線の先につけたフックをレールに引っ掛けて自分の席に戻った。
フックによってピアノ線が固定されるため、ジェットコースターのスピードを利用すれば人の首は切断されてしまう。