たまごのコナンブログ

当ブログは主に「名探偵コナン」のあれこれを語ります。

今週のコナン キッドVS王冠③

コナンの日♪先週、先々週と読んでみてトリックも誰に変装しているのかもまったく分かりませんでした…。結局どんなトリックだったんでしょうか?

※本誌ネタバレ注意

あらすじ

鑑定士2人がキッドはもうどこかへ逃げているから早く帰してくれという中、中森警部は風神ロードから外へ出た人物がいないことから足止めを続行。そんな中コナンくんは黒く塗った手を使ってキッドが使ったトリックの推理を披露します。曰く、背景が黒い展示スペースに黒く塗った王冠があっても、パッと見はなくなったように見えるというもの。

そして王冠を黒く塗れるのはエアダスターを使っていた男性鑑定士だけです。正体を見抜かれたキッドはローラースケートを使って爆速で逃げていき、コナンくんはスケボーで追いかけます。エレベーターにはポアロの梓ちゃんがおり、キッドはとっさに彼女に変装。どっちがキッドの変装なのか分らなくて困っていると、梓ちゃんと電話で話していた安室さんが一言。

「好きです」との告白に一方は照れてみせ、もう一方は怪訝な表情を見せました。安室さんは「怪訝な表情のほうが本物」とのこと。再び正体を見抜かれたキッドは煙幕の中王冠を残して逃走、どうやら目当ての宝石ではなかったようです。富士事件が解決(?)し、いつものごとく「お手柄小学生!」とのネット記事が出回りました。一方、その記事が表示されたスマホを杖で粉砕する謎の老人の影が…。

今週の感想

今回の表紙を見たらやっとトリックが分かりました…。あの「世界一黒い塗料」ですね。展示台が黒いことを失念していました。ニット帽に隠しているわけがなかった…。そして安室さんの唐突な告白!JKからの炎上を気にしてる梓ちゃんは照れるわけがなく、「はぁ?」という何とも冷めた反応でした(笑)梓ちゃんらしいですね。

烏丸?

最後の最後に出てきたおじいさんって、烏丸?でも前に出てきた烏丸らしきおじいさんは呼吸器をつけててかなりのご老体っぽかった。今回のおじいさんは杖を持ってはいるものの呼吸器はつけてなくて、しゃんとした感じでした。どっちかは烏丸だとしても、もうひとりのおじいさんは何者なんでしょうか?

続きは2023年の1号とのことなので大分先なようですが、楽しみに待ちたいと思います。あと、『ハロウィンの花嫁』の再会上映、行くかどうか迷ってます。最寄りの映画館では上映しないみたいで、一番近いとこでも片道2時間半くらいかかるんだよなぁ。行くなら11月7日です。

今週のコナン キッドVS王冠②

遅くなりましたが「今週のコナン」です。

※本誌ネタバレ注意

あらすじ

展示台から王冠を華麗に消して見せた怪盗キッド。コナンは黒い紙か布をかぶせて目隠ししただけと推理しますが、キッドは手をかざすことでその可能性を否定。そして煙幕とともに姿を消しました。しかし風神ロード(合ってたっけ?)から外に出たものはいないため、展示室内の誰かに変装している模様。

変装したタイミングは、梓ちゃんと安室さんがデリバリーしたお食事をみんなで食べるときにケチャップがぶちまけられて、服を着替えたり汚れを落とそうとひとりになったときだと思われます。が、身体検査をしてみても王冠を隠し持っている人は見当たらず…。果たしてキッドは誰に変装しているのか?

今週の感想

梓ちゃん、ずっと現場にいたわけではなくて、一度ポアロに帰った後戻ってきたんですね。いずれにしろ「キッド様」って呼んでるので園子ちゃんなみにファンではあるようです。ところで私、いつの間にやら梓ちゃんより年上になっていたことに驚き…。

次週の考察

何もわかりません(潔し)。いったいどうやって王冠を消したんでしょうね?ただ、何となくおばあちゃんのニット帽怪しいなって思ってます。持ち方がね、違和感あったんだよなぁ。私はニット帽をあんな風には持たないです。なんか柔らかい毛糸って感じじゃなくて芯があるというか、固さを感じました。

結局分らん

ここまで考察してみましたが、結局よく分からずじまいです。王冠の消失トリックは皆目見当がつかないし、キッドが誰に変装してるのかも何となくでしかないし…。キッド絡みのエピソードでトリック見破れたこと、そういえばないなとふと思いました。この前風見さんに変装してた時も見破れなかった…。

今週のコナン キッドVS王冠編

コナンの日でございます。本題に入る前に先週、先々週と何のアナウンスもなく定期更新をお休みしてしまいました。基本的に毎週水曜日に定期更新していますが、難しいときは今後Twitterでアナウンスするようにします。反省。

※本誌ネタバレ注意

あらすじ

次郎吉おじさん所有のビッグジュエルの付いた王冠(名前忘れた)を狙って予告状を出したキッド。そんなキッドを警戒してキッドキラーことコナンくんが呼ばれました。今回も警備体制は万全で、大人は屈まなければ通れない風が吹く通路(またしても名前忘れた)を通らないと展示スペースにたどり着けません。

また、ちょっとでも王冠が台座から離れたら通路が封鎖され、逃げ道はありません。そんなこんなで予告時間となり、颯爽と登場したキッド。3カウントするうちに台座の上から王冠が消えてしまいます。果たして、キッドはどんなトリックで王冠を消したのでしょうか?

今週の感想

キッドが予告状を出したら毎回大掛かりな仕掛けを用意する次郎吉おじさん。完全に財閥の力にものを言わせてますね。それにしても風が吹く通路とは、今とある風柱にどハマりしている(するまいと思っていたのに…)ので個人的にはすごくタイムリーでした。

あと今回、出張掲載で『犯人の犯沢さん』もありましたが、もう冒頭からカオスすぎて笑いました(笑)ラーメン小倉ではまた事件起きてるしキャンティは普通にビルから誰かを狙ってるし、隣の建物では絹川和貴くん(感じ間違ってたら申し訳ない)ときの事件起きてるし、TWO-MIXいるし色々いるし…。

今のところ何の推理要素もなし

王冠を消したトリックと言い冒頭の梓ちゃんへの変装と言い、何の推理要素もないまま終わりましたね。例えば現場に残された痕跡とか、そういうのがまだ何も明かされていないので推理のしようがありません。ひとつ言えるのは、梓ちゃん帰ってないってことはガチでキッド様推しなのね。

未回収の伏線 宮野家編

今回は、宮野家や哀ちゃんに関する未回収の伏線についてお話していきます。お暇な方はよかったらお付き合いください。

宮野夫妻の研究

もともとは白鳩製薬という製薬会社に勤めていた宮野博士。会社の倒産後は宮野医院を開業して何かの研究の傍ら町医者をしていました。そんな折、研究のバックアップをしてくれるということで医院をたたみ、家族で組織の研究施設に移ります。組織の研究室ではAPTX4869の開発も行っていましたが…。

組織に入る前から宮野博士が行っていた研究とは何なのか、いまだ多くは明かされていません。この研究とは別に薬の開発をしていることから、薬の研究と宮野博士の研究には近しいものがあることだけは言い切れます。まったく関係ない薬の研究をしていたら、本来やりたかった研究に集中できません。

マッドサイエンティストとヘルエンジェル

そんな研究のために宮野博士は学界から「マッドサイエンティスト」と呼ばれ、追放されてしまいました。マッドサイエンティストと呼ばれるということは、少なくともほかの研究者からすると宮野博士の研究は「よろしくないもの」だったことが伺えます。ただ、大勢からはそう言われつつも、宮野博士にとっては希望がある研究だったようです。

また、エレーナさんは組織内で「ヘルエンジェル(地獄に堕ちた天使)」と呼ばれていました。誰が、どんな経緯でそう呼ぶようになったのかはまだ明かされていませんが、おそらくベルモットだと思います。蘭ちゃんのことをエンジェルと呼び、宮野夫妻の研究を恨んでいたベルモットであればヘルエンジェルと呼ぶ理由があると言えるでしょう。

なお、発明品の発表会にて宮野夫妻と面識がある阿笠博士によると宮野博士は「気さくで感じのいいひと」、エレーナさんは「無口で何を考えているかわからない」とのこと。ですが、2人がマッドサイエンティストやヘルエンジェルと呼ばれていたことが意外そうでした。

志保さんの研究

両親の薬を再現

宮野夫妻が亡くなった後、事故現場の燃え残った資料から志保さんが再現させたのが新一くんが飲んだ「APTX4869」です。遺体から薬の成分が検出されないことから組織はこの薬を暗殺用の毒薬として使っていましたが、志保さんとしては「毒なんて作っているつもりなかった」とのこと。

また、エピソードONEにてマウスによる実験の際に1匹だけ死なずに幼児化したことを誰かに喜々として報告する描写がありました。そのため、死ぬことより幼児化のほうが本来の効果に近かったことが伺えます。なお、この時誰に報告したのかも気になりますね。薬の研究に関することなので、個人的には明美ちゃんではなく研究仲間かなと思っています。

APTX4869とは別の薬

志保さん(哀ちゃん)はAPTX4869について、「再現させただけ、私が本当に作らされていたのは別の薬」と言っていました。この別の薬がどんなものなのかはいまだ明かされていません。個人的に「別の薬」と関連するのではと思っているのが、APTX4869の解毒剤です。

「漆黒の特急」にて、解毒剤を握りしめながら「こんな薬作っちゃいけなかった」とこぼした哀ちゃん。「別の薬」と解毒剤は同じではないものの、似て非なる薬なのかなと思っています。解毒剤を作ったことを後悔している哀ちゃんですが青山先生によれば最後はハッピーエンドとのことなので、哀ちゃんが解毒剤の生成を放棄して新一くんはコナンくんのまま、というエンディングはなさそうかな。

焼けたMO

APTX4869のデーターをコピーしたMO

「組織との再会」にて、ピスコに監禁されていた哀ちゃんが彼のパソコンからAPTX4869のデータにアクセスしてデータをMOに落としていました。その後、白乾児を飲んで一時的に志保さんに戻りつなぎに着替えて暖炉の煙突から脱出を図りますが、ジンに見つかり撃たれてしまいます。

また、アルコール度数の高い酒がたくさん置いてある酒蔵でピスコがたばこを吸っていたため、気化した酒に引火して大炎上。さらに白乾児の効果が着れて志保さんから哀ちゃんに戻り、MOはつなぎのポケットに入れたまま酒蔵に置いてきたため残念ながら燃えてしまいました。

焼失したと言っていたが…

このように焼失してしまったと哀ちゃんは言いましたが、哀ちゃんの手元には焼け焦げたMOがあります。このMOが焼失したはずのMOなのか、それとも別物なのかはまだわかりません。もしかしたら焼け残った宮野夫妻の研究資料かも(組織を抜けた哀ちゃんが今も手元に持っている可能性は低いが)しれませんし。

仮に焼失したはずのMOなのであれば、手元にあるのになぜ焼失したと嘘をついたのかが謎です。もしかしたらAPTX4869だけでなくほかのデータも落としていて、それをコナンくんに見られたくなくてMOが焼失したことにしたのかなと考えたりしています。そういえば、最近MO使わなくなりましたね。

重要そうな伏線が多い

こうしてみてみると、宮野家関連の未回収の伏線は今後の展開において重要そうなものが多いですね。研究の内容だったり通り名の所以だったり、焼失したはずのMOだったり物語の本筋に大きく関わってきそうです。また、まとめてみることで考察の幅が広がる気がします。今回もお付き合いいただきありがとうございました!

未回収の伏線 ベルモット編

先週に引き続き未回収の伏線についてお話していきます。今回は謎多き美女・ベルモットに絡んだものについて!よかったら暇つぶしがてらお付き合いください。

あの方との関係

バーボンの証言より

割と初期のころからベルモットはボスのお気に入りと言われており、メールの文面からは親密な間柄のように感じられました。そんな折、バーボンより「まさかあなたがボスの…」とのコメント。この先はベルモットが彼に銃を突きつけたため、残念ながら聞けませんでした。

バーボンが亡くなるなどその身に何かあれば、この情報が組織にリークされる手はずになっているそうです。これを聞いたらみんな驚くと言われているベルモットとボスの関係。いったいどんなものなのでしょうか。

考えられるのは…

2人の関係性について考えられるのは、

  • 夫婦
  • 愛人
  • 母親

このくらいでしょうか。まずボスである烏丸は150歳近いご老体なので、ベルモットが彼の母親であることは除外していいでしょう。いくらベルモットが不老状態にあるとしても、170歳オーバーはさすがにないと思いたいです。娘・夫婦・愛人など、ボスと同僚が実はと言われればいずれも驚く要素はあると思います。

年を取らない理由

先ほども触れたように、ベルモットは不老状態にあることがうかがえる描写があります。それにはシェリー、ひいては宮野夫妻の研究が大きく関わっていることが分かっていますが、具体的に何がそうさせたのかはまだ明かされていません。おそらくはAPTX4869に準ずる薬品を摂取したことによるものだと推定できます。

宮野夫妻の研究を「愚か」と評するところからも、宮野家や研究自体を相当恨んでいることがうかがえます。どんな経緯で摂取することになったのかまでは分りませんが、薬の服用による作用であることは間違いないでしょう。その作用が本来期待されたものなのか、それとも予想していなかった副作用なのかはまだわかりません。

メアリーにAPTX4869を飲ませた理由

幼児化作用を知っているのに…

ベルモットはAPTX4869を服用した新一くんや志保さんが幼児化したことを知っています。とはいえ死亡例のほうが多いため、暗殺のために使用することはまあ分かります。ですが解せないのは、薬を飲ませた後きちんと遺体を確認せずに引き上げていること。殺すつもりかつ稀にほかの作用があることを知っているのなら、きちんと死亡を確認してしかるべきです。

製作者が違う

ベルモットのセリフから新一くん・志保さんが服用したものと、メアリーさんが服用したものとは製作者が違うことが分かります。メアリーさんが飲んだのはエレーナさんが作ったもの、新一くんと志保さんは志保さんがメアリーさんの資料をもとに復元させたものです。

製作者が違うことによって成分にも差異があり、エレーナさん作のほうはこれまで死亡例のみであったのなら遺体の確認を怠った理由は分ります。そうなると幼児化の作用が現れるのは薬の成分そのものによってではなく、被験者側に何らかの因子が存在することになるでしょう。

板倉に依頼したソフト

組織としては一度諦めている

組織は板倉卓というシステムエンジニアに何らかのプログラムソフトの制作を依頼していました。最初にテキーラが依頼したときは「人類のために開発を断念したソフト」だからと断られ、そのまま板倉氏への依頼をあきらめています。ほかの人に依頼することにしたのか、有名なプログラマーのリストに関する取引に発展しています。

声色を変えてまで個人で再度依頼している

ところがベルモットは、個人で再度板倉にソフトの開発を依頼。女優のシャロンとして面識があった彼にわざわざ声色を変えてまで依頼し、脅迫まがいのやり方で強引に開発を推し進めていました。ここまでするということはベルモットにとって重要なものであると言え、組織の薬に幼児化の作用があることを隠す理由にもつながるのでしょう。

板倉が聞いた猫の声

板倉とベルモットが電話でやり取りをしているとき、ベルモットのバックから猫の声が聞こえたとのこと。赤ちゃんの声が猫の声に聞こえたのでは?と考察する人は多いですが、猫の声が赤ちゃんに聞こえることはあっても逆はありません。別にベルモットが猫を飼っていようとおかしくはないですが、気になるのは猫の存在を隠そうとしたこと。

板倉によれば、猫の声が電話口に近づくと「女は焦って電話を切った」とのことです。単純に板倉とのやり取りよりも猫のことが気になるほど酷い状態で現れたのか、それとも猫の存在そのものを知られたくなかったのか、気になるところではあります。

想像しやすいようで難しい

こうして考えを文字に起こしてみると、謎になっている部分を想像しやすいようでいてなかなかに難しいことがわかりました。これってこういうことじゃない?と思って書いているのに、途中でん?ってなることが結構ありました。謎解きって難しいですね。

未回収の伏線まとめ 組織編

名探偵コナン』には未回収の伏線が多く、それがいったい何を意味しているのかさまざまな考察がされています。そんな伏線の中から今回は組織に関するものをピックアップして、私の考察とともにご紹介します。

半世紀前から進めている極秘プロジェクト

半世紀前と言えば…

組織のボスである烏丸蓮耶は、世間的には半世紀前に99歳で謎の死を遂げたとされています。しかしながら実際には現在まで生きながらえており、時折組織の幹部たちと連絡を取っている模様。そのため、組織の極秘プロジェクトは烏丸自身または彼のまわりに関する何かである可能性が高いです。

そのためにプログラマーに何らかのソフトを発注したり、薬の研究を行っているわけですが、その目的は不老不死や若返りといったものではありません。ちなみに、1話で行っていた取引はプロジェクトのための資金調達、それを目撃した新一くんを殺そうとしたのはプロジェクト遂行の妨げになると判断したためで、ゆすりや殺人も本来の目的ではありません。

新一(コナン)が深く関わっている

組織の薬で殺されかけた新一くんですが、哀ちゃんによれば彼はもう組織の極秘プロジェクトに関わってしまっているとのこと。その関わりが「組織の存在を知ったこと」なのか「組織の薬を飲んだこと」なのか、はたまた「幼児化したこと」なのか…。不老不死や若返りが目的ではないのにそれに近い状態の新一くんが深く関わっているプロジェクトとは?

三國島の名簿

人魚伝説の島

三國島には人魚伝説があり、人魚の肉を食べて不老になったとされる命さまという老婆がいました。また、島では年に一度長寿のご利益がある破魔の矢が当たるお祭りがあります。この矢を巡る殺人事件が起きてしまうわけですが、事件についてはここでは割愛します。

祭りの名簿には

事件解決の糸口をつかむため矢を授かった人の名簿を確認するシーンにて、確認できる名前の中に政治家や社長に紛れて「宮野志保・黒澤陣・魚塚三郎」とありました。シェリーがジンとウォッカとともに島に訪れていることから、彼女の研究と「人魚伝説による不老長寿」に何らかの関わりがあることがうかがえます。

また、「大黒連太郎」という名前もあり、以前組織が取引に使っていたバーが入っていたビルが彼の所有する大黒ビルだったことから大黒連太郎=烏丸の偽名ではないかという考察もあります。ただ、先ほども言った通り組織の目的は不老や若返りなどではないことから、組織の人間が不老を感じさせる祭りに顔を出す理由を図りかねています。

組織の目的とは関係なく、烏丸個人が長生きできるようにプライベートで願掛けに来ていたとか?死んだはずの烏丸が偽名を使ってまで島に行く理由は何となく想像つきますが、シェリーたちが訪れる理由とは結び付きません。名簿は別々だったので、それぞれ別の理由で訪れたということですかね。

APTX4869をはじめとした薬の研究

薬の種類

組織では複数の薬の研究をしているようですが、何のために研究しているのかはいまだわかっていません。組織の薬と言えばAPTX4869ですが、哀ちゃんによればこれは両親の資料をもとに復元させたもので自分は別の薬を作っていたとのこと。組織は少なくとも2種類の薬を作ろうとしているようですが、いずれも期待されている効能は不明のまま。

APTX4869への思い

薬の研究に際して、組織内でも人によって感じ方が全然違うようです。多くの研究者は素晴らしい研究だと評価し完成を心待ちにしていますが、宮野夫妻にとっては恐ろしいが代物。さらにベルモットにとっては愚かな研究だそう。愚かというからにはベルモットにはマイナスしかなかったのでしょう。

それにしても、素晴らしいと恐ろしいという相反する感想が出る薬とは一体何でしょうか?さらに、宮野夫妻は恐ろしい薬と言いながらも何らかの希望を込めて「シルバーブレット」と呼んでいました。また、薬の完成も望んでいたようで、そのためには明美・志保姉妹とお別れしなければならないと語っています。

志保さんは当時生まれたばかり。なのに娘と別れてまで完成させることのほうが大事な薬とは?志保さんが成長するのを待たずに完成させようとしている点についても、何か薬の完成を急ぐ理由が夫妻にあったのか?この辺が明らかになるのは、物語が終盤に差し掛かったころになりそうです。

まだまだある未回収の伏線

今回は、未回収の伏線のうち組織に関するものを3つご紹介しました。今回紹介したもののほかにも、未回収の伏線はまだまだたくさんあります。近いうちに他のものについても触れていこうと思っているので、気になる方は見ていってください。それでは、長々とお付き合いいただきましてありがとうございました。

今週のコナン 海の家殺人事件③

1週間お休みを挟んでやってきましたコナンの日!さて、犯人は誰だったのでしょうか?早速見ていきましょう。

※本誌ネタバレ注意

あらすじ

被害者と寝ていた男性に疑いの目が向く中、コナンくんは色白の女性が犯人だと指摘。犯行に使ったタオルケットを衣装として着ており、犯行後は海の家の客席にあったタオルケットに着替えていたと推理し、その証拠として彼女が着ているタオルケットには、元太が落とした渦巻きフランクの汚れが付いていた。

犯行の動機は振り込め詐欺の受け子をしていた弟が警察に追われて階段を踏み外し転落死してしまったことで、被害者は詐欺グループの親玉だった。最初に疑われた男性は弟をグループに引き込んだ人物で、こっそりグループに現状の連絡を入れていた。連絡を受けたメンバーたちは警察が引き上げた海の家にやってきて昴さんと乱闘を始め、ジークンドーの技を繰り出す昴さんを見た若狭先生はその姿に赤井務武の面影を見ていた。

今週の感想

思った通りお兄さんは犯人ではありませんでしたが、被害者が振り込め詐欺の首謀者だったとは…。詐欺はダメ、絶対。ほんの出来心でもその後の人生が大きく狂いかねません。よく「コナンは動機がクソだ」と言われ(ほぼアニオリ回のハンガー事件のせい)ますが、今回のように殺されても文句が言えないような人が被害者になることも割とあります。

よく知りもしないのにネットでネタにされている部分だけを見て、それがすべてだと勝手に思い込むのはやめてほしいですね。ネタにされている犯人は選りすぐりのクズたちですがすべての犯人がクズなわけではなく、殺されるには充分すぎる理由があったりちゃんと話していれば防げた事件もたくさんあります。

現実のニュースで見る事件の犯人のほうがクズで、「そんなことで!?」っていう人がいっぱいいます。恨む理由は分らんでもないけど、それを向ける矛先が違うだろって人もいるし。現実のほうがよっぽど残酷で意味わからないものですよ。それにしても昴さんの腕、かっこよ。さすがスナイパーです。

若狭先生何者?

何やら若狭先生が務武さんと面識ありげな感じで…。真っ先に思いつくのは羽田事件ですが務武さんが現場に行ったのは事件の数日後なので、浅香にしろラムにしろ回想シーンは羽田事件当日のことではなさそうです。また、個人的には89巻にて描かれた浅香とは微妙に髪の癖が違うように思いました。浅香はどちらかというと京都の伊織さんに似た髪質に思います。まあ、伊織さんは浅香ではないでしょうけど。

状況からして何かピンチに瀕していたようですが、構図的には務武さん+若狭先生VS何かというより務武さんVS若狭先生VS何かの三つ巴っぽく感じます。また、一見務武さんが若狭先生をかばっているように見えて「小娘」と言っていたり、2人の関係がまるで見えません。2人はいったいどんな関係なのか、今後の展開が楽しみです。