たまごのコナンブログ

当ブログは主に「名探偵コナン」のあれこれを語ります。

服部平次

服部平次(はっとりへいじ)とは

プロフィール

CV堀川りょう

改方学園高校の2年生で高校生探偵。

人物像

関西では名の知れた高校生探偵で、巷では「西の服部、東の工藤」と並び称されていた。新一のことは初めこそライバル視していたが、今では気の置けない親友でコナン=新一だと知っている数少ない人物の1人。彼の正体がバレそうになると変装したり、うまくごまかしたりしてピンチを救ってくれる。

実は中学時代に山形のスキー場でともに事件を解決したことがある。しかし、お互いに「相手は自力ですべて解決したけど自分は父親の助言を受けてから真実が分かったから」顔を合わせずらいと言って会ってはいない。ちなみに、「せやかて工藤」や「なんやて工藤」といったセリフが定着しつつあるが、原作やアニメで言ったことは一度もない。

剣道の有段者で、その実力は強者ぞろいの大阪府警の面々を1人で打ち負かしたほど。その界隈ではかなり有名人でもある。その大阪府警の本部長は父親で、太眉は彼譲り。肝が据わっているのは母譲りで、色黒なのは「じっちゃん譲りや」とのこと。

幼なじみの遠山和葉とは両片思いで、今までは子分みたいに思っていたが最近ようやく彼女への恋心を自覚した。自覚した途端に新一と毛利蘭のキスシーンを目撃してしまい、しかも口と口だと思っている(実際はほっぺ)ため新一には謎の対抗心を燃やしている。

最近はその対抗心ゆえに和葉とキスすることしか頭にないようで、目の前の和葉が実は怪盗キッドが変装した姿だと見抜けずに危うく彼にキスをしかけたことがある。恋が絡むと一番ポンコツになるのはおそらく彼だろう。

名前の由来

テレビドラマ『銭形平次』の登場人物である銭形平次とテレビドラマ『服部半蔵 影の軍団』の登場人物である服部半蔵から

家族

服部平蔵、服部静華、祖父

黒田兵衛=赤井務武の可能性について

多くの人は否定的な意見を述べる「黒田兵衛=赤井務武説」ですが、私はあり得ない話ではないと思うし考えることは自由です。今回は、私なりに黒田=務武だと思う理由をまとめてみました。例によって「こんな考え方もあるよ」程度に読んでいただけたらと思います。

それぞれの人物像

黒田兵衛について

  • 警察庁の職員
  • 何かの事故に遭い10年間昏睡していた
  • そのため地方への出向が遅れて最近まで長野県警に出向していた
  • 現在は警視庁に出向中
  • 右利き
  • 50歳

赤井務武について

  • 失踪直前はMI6に勤務していた模様
  • 17年前に日本人の友人の息子が亡くなった事件を調査中に失踪
  • 失踪前に家族を日本に避難させる
  • 遺体は発見されていなく生死不明
  • 左利き(息子・秀一の利き手が彼からの遺伝によるものだとした場合)
  • おそらく50代(妻・メアリーや長男・秀一の年齢を考慮)

黒田=務武と感じられる点

口癖が似ている

務武さん本人は未だ登場していませんが、妻のメアリーさんは彼の言葉遣いを真似て父親代わりをしていますし、長男の秀一さんには彼の口癖がうつっています。そんなメアリーさんや秀一さんと黒田さんが共通して使っていた言葉は、

  • ぬかるなよ
  • 見誤る

の2つです。「ぬかるなよ」に関しては他の方も取り上げているので知っている方も多いでしょう。「見誤る」に関しては緋色シリーズで秀一さんが、「県警の黒い闇」で黒田さんが発言しています。「ぬかるなよ」だけならたまたま同じ言い回しをしただけで、同一人物の証拠とは言えないかもしれません。

しかし、「見誤る」に関しては「とても見間違うような風体とは思えない」と言えばいいところをわざわざ「とても見誤るような風体とは思えない」と難しい言い方をしているので、口癖が思わず口をついて出たのだと思います。赤の他人でも口癖が似ることはあるかもしれませんが、「見誤る」はそうそうしない言い方なので赤の他人同士が使っているとはとても思えません。

黒田は紅茶党

長野県警の高明さんによると、黒田さんは紅茶党とのことです。紅茶と言えばイギリス、イギリスと言えば務武さんが失踪する直前まで赤井家が暮らしていた国です。そのため、務武さんもコーヒーより紅茶を嗜むタイプではないかという仮説が立てられます。

ちなみに、高明さんは一課長はコーヒー党だと話す敢ちゃんに「それは前の捜査一課長、今の黒田さんは紅茶党かと」と話していました。また、長野県警初登場の風林火山の事件のとき敢ちゃんは由衣さんに「刑事長もお前の淹れたマズいコーヒーを待ってる」と言っています。

この刑事長が文字通りの「刑事課長」ではなく「捜査一課長」のことであるならば、黒田さんが長野県警に赴任したのはここ最近のことだということになります。

職場事情

黒田さんは警察庁の職員であることが明かされています。警察庁内での所属などはまだ明かされてはいませんが、秘密裏に零くんと連絡を取り合っていたり彼を「バーボン」と呼んでいたことなどから、公安の裏理事官であることが予想されています。

務武さんは失踪の直前はMI6に勤めていたようですが、MI6の入局条件を満たせていないため他の機関から出向という形でMI6に在籍していたと考えています。この「他の機関」というのが日本の警察庁である可能性はゼロではありません。

例えばですが、警察庁に就職後優秀さを買われてインターポールに出向、インタポールからMI6に出向という可能性もあります。そして、公安の職員であれば零くんのように潜入捜査中でなくても表向きに名乗っている名前と本名が違うことはあり得ます。裏理事官であるなら捜査一課には本名を伏せていても不自然ではありません。

MI6の入局条件や、務武さんがその条件を満たせていない理由についてはこちらの記事で説明しているので、よろしければご確認ください。

tamagoatconan.hatenablog.com

黒田の空白の10年間

いつからいつまでか明確でない

黒田さんは若いころに何かの事故に巻き込まれて10年間意識不明で、黒髪は白髪になるなどまるで別人のようになったそうです。しかし、その10年間がいつからいつまでなのかは明かされていません。ですが、務武さんの失踪は17年前なので、10年間をどう当てはめても7年の空白が残ります。

リハビリを含めるとそれ以上

忘れてはいけないのが、どんな超人でも10年間昏睡していたならリハビリをしなければいけないことです。昏睡から目覚めて検査の結果異常がなかったとしても、10年間ずっとベッドで寝ていたわけですから筋肉が萎縮しているはずで、立って歩くことはおろか寝返りをうつことすらままならない状態のはずです。

なので目覚めた次の日から職場復帰などできるはずもなく、長期的にリハビリをしていたと思われます。「黒田」という人物本人であるならなおのこと、昏睡中に入れ替わって「黒田」という人物を演じている場合でも違和感なく本人になりきるためにきちんとリハビリ期間を取るはずです。

黒田=務武である可能性が高い

以上のことから、成り代わりにしろ本人にしろ私は黒田さん=務武さんである可能性は高いと思っています。輪郭が違うとか利き手が違うなどの意見もあるでしょうが、輪郭に関しては本来の形より華奢には変装できなくてもゴツめに変装することはいくらでもできます。

利き手は本人に成り代わっているのであればなおのこと、自分の利き手ではなくその人の利き手を使うように徹底するはずです。また、務武さんの世代的にもともと左利きだったけど、成り代わる以前のどこかのタイミングで右利きに矯正された可能性だってあります。

秀一さんと黒田さんの年齢差からしてあり得ないと言う人もいるでしょうが、何があり得ないのですか?黒田さんは50歳、秀一さんは32歳なので親子であるなら18歳のときの子供ということになります。金銭面や学業など、メアリーさんとは職場恋愛であることは一旦置いておいて、年齢だけで見るとずいぶん若いパパではありますがあり得なくはありません。実際、私の祖母は17歳で母を生んでいますし、その母も19歳で私を生んでいます。

何より疑問なのが、なぜ50歳を鵜呑みにしているのかです。50歳というのはあくまでも黒田さんの自称なので、いくらでもサバは読めます。成り代わっているのっであれば当然務武さんの年齢ではなく本物の黒田さんの年齢で通すでしょう。本当に50歳だとは限らないのに何を根拠にあり得ないと言い切れるのかが疑問です。

「ひとつでも違うところがあれば別人」というのは早計です。違うところよりも共通点の方が多いとなれば、同一人物ではと考えることは不自然ではありません。あくまでも考察なので、違ったら違ったでそれでもかまいません。ようは「こうだったらいいな」という願望も混みであれこれ考えるのが楽しいのであって、考えを押し付けたいわけでも絶対こうだという確信があるわけでもありません。

潜入捜査について

以前「潜入捜査」をする意味についてクソ真面目に突っかかってきた人がいてなんかモヤモヤしたので、私なりの解釈というか『名探偵コナン』における潜入捜査について考えてみました。よかったらお付き合いください。

潜入捜査について考えるきっかけ

そもそものきっかけは、とあるコナンの考察動画のコメント欄にて「安室さんはそもそもなんで潜入捜査しているのか」というものがあったことです。そのやり取りの中で「現実の潜入捜査は仲良くなるためのもの(なんか難しいこと言ってたので簡単に要約)」とクソ真面目に突っかかってきた人がいました。

また、「潜入中に殉職した仲間のためにも躍起になって組織を潰しにかかるのは当然」とのコメントに対して「潜入捜査は上からの指示で行うもの、私情は挟んではいけないのでその論は通らない」と返してきました。その人が言うことも分かるけど、そもそも現実の話ではなく『名探偵コナン』という物語の中の話なわけで…。

なんだかうやむやのままやり取りが終わってしまってモヤモヤが残ったので、思っていることを文字にして少しでも解消しようと筆を執った次第です。

潜入捜査をする意味

対象と協力関係を築けるか捜査

突っかかってきた人が言うには、「潜入捜査は対象の組織・機関・人物と今後協力及び友好的な関係を築くことができるかを調べるためにするもの」とのことでした。A国からB国にスパイを送って両国が仲良くできるか調べるというのは、確かに潜入捜査と言えるでしょう。

対象を滅するための捜査

私が思う潜入捜査は「対象の人物を暗殺するため内部から近づく」「対象の悪事を暴いて確実な証拠を得るために内部に入り込む」といった対象を滅するためのものというイメージがあります。というか、ミステリーにのめり込み過ぎた頭なので「仲良くなるための捜査」なんて微塵も想像してませんでした。

名探偵コナン』における潜入捜査

名探偵コナン』では後者の意味で潜入捜査をしている

数多の捜査官に潜入されている「組織」は世界を股にかけて活動している犯罪者集団で、たとえ彼らの犯行だと分かろうとも立件できるだけの証拠がないので捕まえることができないのが現状です。そこで各国の捜査機関から捜査官を送り込み、内部から犯行の手口や構成員同士の連絡方法などを探りつつ確固たる証拠をつかもうとしています。

よって、安室さんや水無さんが潜入捜査をしている意味は後者の「対象を滅するため」になります。内部情報が分かれば「いつ・どこで・取り引きまたは暗殺」をするつもりなのかが分かるので、現場に現れた実行犯を現行犯逮捕することができるでしょう。また、ジンなどの幹部クラスやボスを確実に捕らえようと思ったら彼らを捕えやすい状況に誘導する必要があります。その機会を刻々と伺っているのが現状というわけです。

私情云々について

国と国との潜入捜査なら捜査官に潜入の指示を出しているのは国なので私情を挟んではいけないのは納得だし当然ですが、『名探偵コナン』の場合は組織間での潜入捜査で指示を出しているのは直属の上司です。捜査官が潜入中に殉職して「何してくれてんだ」と思うのは果たして私情にあたるのでしょうか。

国家間の潜入捜査なら捜査官は国にとって駒のようなもの。たとえ親友が亡くなっても国が相手と仲良くするというなら逆らえないでしょう。しかし、組織間の潜入捜査なら捜査官の死は仲間の死なわけです。仲間を殺されてな穏やかでいられる神経の図太い人なんていないですよね。そこには親友を亡くした個人の感情だけでなく仲間を亡くした組織の感情もあるので、私はそれを私情とは言わないと思います。

いつかは組織壊滅へ

最近になっていろいろと明らかになったり、劇場版の26作目が組織絡みらしいことだったりと『名探偵コナン』の物語が佳境に向かっている感じがしています。まだまだ続くとしてもいつかはあの組織も壊滅するわけです。安室さんや水無さんはそのために今頑張っているわけで、ないとは思いますが潜入捜査がバレて粛清されるなんてことがないよう願うばかりです。

「共犯」と「複数犯」の違いについて

名探偵コナン」では原作の青山先生の意向により共犯はありません。ですが、銀行強盗などで複数人の犯人が登場することはあります。そこで生まれるのが「共犯はないんじゃなかったの?」という疑問です。そこで、私なりに共犯と複数犯の違いを考えてみました。

共犯とは

共犯の定義をあげるとすれば、

  • 2人ないし3人程度の少人数
  • それぞれに明確な役割分担がある

といったところでしょう。人数に関してはそれほど明確な定義はないでしょうが、共犯の場合はそれぞれに実行犯や運転手といった明確な役割分担があります。そのために難解なアリバイ偽装がいくらでもできてしまい、コナンのプロセスである「小学生でも解けるトリック」ではなくなってしまいます。

また、実行犯は捕まえられてもその間に共犯者が裏切ってどこか遠くへ逃げて行方が分からなくなってしまう、という展開もあり得てしまいます。メインの読者層が小学生であるお話にはそんな犯人が捕まらない展開そぐわないでしょう。そのため、「名探偵コナン」では共犯はなしとしています。

複数犯とは

複数犯に定義を付けるなら、

  • 少なくとも3人以上
  • それぞれに明確な役割はない

といったところでしょう。「俺はこっちをやるからお前はそっちをやって」というように大まかに役割を別けることはあるでしょうが、ひとりひとりに明確な役割があるわけではないと思います。そのため、全員で乗り込んで犯行を行う形なのでアリバイなど関係なく、複雑で難解なトリックは必要ありません。

また、全員が一か所にいる状態なので強行突入で一網打尽にしやすく、誰かが裏切って逃げるという展開は使わなくて済みます。なので、日常回における突発的な強盗事件などは複数犯であることが多いです。

共犯と複数犯は別のもの

ここまで説明してきたように、私は共犯と複数犯は別のものだと考えています。よってこれまで「名探偵コナン」に登場してきた銀行強盗などは共犯ではなく、複数犯に該当します。

「揺れる警視庁」のときの爆弾犯は最初は2人でしたがそれぞれに役割分担があったかは不明で、片方は事故死しているので共犯ではなく単独犯の扱いになると思います。例外として、原作の話の流れに影響しないからでしょうか、劇場版の「緋色の弾丸」では「共犯者がいる」という明確な言葉でもって2人の人物による共犯の事件が唯一描かれました。

よくある間違いについて

名探偵コナンの二次創作(女性向け・原作CP問わず)を時々見るのですが常々思うことがありまして…。二次創作は書く人・描く人の自由なのでこれまでは静観していましたが、やっぱり間違って覚えてしまっているのはファンとして気になるので2点ほど注意喚起をさせていただきます。

とはいえ二次創作を否定する意図はなく(私自身ときどき書くので)、ただ「それ実は間違っているのよ」と伝えたい雑談みたいなものです。暇なときにでもチラッと見ていただければと思います。

地名としての「東都」

「東都タワー」や「東都水族館」など施設名に使われていることが多いのでそのまま地名だと勘違いして使っている方が多いですが、「東都」は独立した地名ではありません。あくまでも「東都タワー」のようにあとに続く言葉と合わせて使われる固有名詞です。

米花町があるのは「東京都」です。原作コミックを確認していただければわかりますが、工藤邸も羽田名人宅も住所を見ると「東京都」と記載されています。なので、「東都」を単独で使うこと・地名として使うことは本来間違いです。

「黒ずくめの~」という呼称

こちらは読者に分かりやすくすためにワザとそうしている人もいるのかもしれませんが、「黒ずくめの組織」や「黒ずくめの男たち」といった呼称はコナンくんだけが使っています。原作をよく見返してみてください。コナンくん以外で組織の存在を知る人は「組織」や「彼ら」と言っています。

哀ちゃんは「あなた(コナン)の言う黒ずくめの組織」という言い方をすることがありますが、基本は「彼ら」です。安室さんや赤井さんが組織掃討作戦を指揮しながら「黒ずくめの~」と言っているのを見ると正直すごい違和感があり、きつい言い方をするなら俄が知ったふうな口をきくなと思ってしまいます。

また、ジンやウォッカなど組織内部の人間は本来「我々」などと言うのであって、自分たちのことを「黒ずくめの~」と言っているのを見たときは正直呆れました。分かりやすく言うと、全然知らない人が勝手につけたあだ名を何故か知っていて、自分のことをそのあだ名で呼んでいるという状況です。正直言って悪い奴ら感の欠片もないし、あり得ないことです。

二次創作は読者への配慮を忘れずに

最初に述べた通り二次創作を否定する意図はありません。原作にないことを自分なりに形にして楽しみたい気持ちは私にもありますし、自分が書きたいように書けばいいと思います。ただ、書くのであれば「原作での設定」をきちんと調べてから書いてほしいと思っています。

物語を書くうえで下調べをするのは二次創作に限ったことではないはずですし、原作の設定を変えて書くならそのことをきちんと注意書きするのがマナーです。私も二次創作をすることがありますが、そもそも二次創作を受け入れられない人や「その設定だけはダメ」という人もいるので読者への最低限の配慮をするのが書き手のマナーだと自負しています。

そのためにキャプションやサムネ、タグがあるのに注意書きなどの配慮もせず「読後の苦情は受付ない」と言う人は自分勝手にもほどがありますよね。書きたいから書いた、嫌なら見なければいいと思うかもしれません。でもなんの注意書きもなければその作品に自分が嫌な要素を含まれることがわからないので、回避のしようがないですよね。

キャプションなどで作品の大まかな内容や登場人物がわかれば、それが嫌だと思う人は本編を見る前に回避できます。書き手から読者への配慮はお互いが楽しむために必要なことです。思ったより長くなりましたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

ハロウィンの花嫁 感想

4月15日、劇場版名探偵コナン「ハロウィンの花嫁」を観に行ってきました!遅ればせながら感想戦していきます。

※事件の真相に関する部分には触れていませんが、ネタバレは含むので未鑑賞の方はご注意ください。

高木くんと佐藤さんについて

結婚式はまさかの訓練

何か丸っこい神父さまの声が目暮警部だったからおかしいなとは思ったけど、やっぱり裏があったか…。そう感じた結婚式でした。でも佐藤さんとっても綺麗だったし、近い将来本当の結婚式を挙げてくれると私は信じてる。

陣平ちゃんと高木くん

エレニカさんたちは陣平ちゃんの殉職を知らず、千葉君を誘拐して「松田刑事に会わせろ」と要求。面差しの似た高木くんが陣平ちゃんの変装をして会いに行くことになりましたが、やっぱり高木くんは陣平ちゃんに似てます!雰囲気というかなんというか、高木くんに陣平ちゃんの面影を感じる部分があって、変装した高木くんを見たらなんかグッとくるものが…。

高木くんのケガ

終盤くらいで高木くんが撃たれて腰あたりにケガを負い…。そんな状態で踏ん張るのはつらいはずなのにコナンくんの伸縮サスペンダーを必死に支えようとしてて、気持ちはわかるけど無理しないで高木くん…。案の定踏ん張りが利かなくて倒れちゃいました。

警察学校組について

因縁の爆弾犯

冒頭に数分ほどの出演で早々に爆弾で吹っ飛んでしまいましたが、声が「揺れる警視庁」のときと同じく中田譲治さんでした。当時のクレジットは爆弾犯Aだったのにスクリーンデビューするとは思わなかったことでしょう。

根は気弱な人だったからひとりで脱獄なんて考えるタイプではないだろうと思っていたけど、やっぱり悪い人の手引きがあって…。あの感じだと本人は脱獄なんて望んでなくて、挙句に首輪爆弾つけられたから零くんと風見さんに助けを求めてたように思いました。

零くんが首輪爆弾を付けられた理由

零くんが一対一でやり合ってヘマをしたとは考えづらくて、一般市民を守るために自らつけたと予想していましたが…。爆弾で吹っ飛ばされて転落しそうになっていた風見さんを支えて抵抗できないでいるときにつけられてしまいました。手を離せば風見さんは地面に叩きつけられてしまう状況なら、無抵抗で首輪爆弾を付けられてしまったのにも納得です。

陣平ちゃんを例えるなら

佐藤さんによれば陣平ちゃんは柴犬とドーベルマンを足した(2で割ってたかも、うろ覚え)感じとのことで…。思わず笑ってしまいました。そして、柴犬とドーベルマンをイメージしながら陣平ちゃんになりきろうとする高木くんにも笑いました。

3年前の11月6日

陣平ちゃんが亡くなる前日、強盗と殺人と傷害(うろ覚え)などなどが立て続けに起きて佐藤さんと2人で都内を駆け回っていたそうです。あまりの事件の多さに「犯人の犯沢さん」でネタにされていたことを思い出しました。

そしてこの日、同期のみんなで萩原くんのお墓参りに行っていました。命日当日は敵討ちのために警視庁に詰めることを決めていた陣平ちゃんに合わせて4人で集まったのか、この日が4人で過ごした最後の日に…。なお、当時はすでに零くんもヒロくんも組織に潜入していた模様。

それにしても、萩原くんの菩提寺様が「月参寺(げっさんじ、漢字うろ覚え)」って…。ゲッサンですやん(笑) そういえば霧天狗のときのお寺は山泥寺(さんでいじ)だった。

警察学校組と新一くん

実は小さいころに警察学校組と会ったことがあった新一くん。サッカーしてて蹴ったボールで水道壊して困ってたところを助けてくれたお兄さんが萩原くんでした。新一くんはそのお兄さんが萩原くんだとは思っていないようだけど、その話を聞いた零くんは涙ぐんでいました。

そのとき萩原くんが野球ボールで壊れた水道管を塞いで応急処置したのを応用して渋谷が液体爆弾で爆発するのを防いだので、渋谷の街を救ったのは萩原くんですね。にしても、公園で5人で野球してた警察学校組がなんかかわいい。

26作目の予告

組織絡み確定

ジンの声で「会いたかったぜ、シェリー…」と言っていたので26作目は組織絡みが確定しました。にしてもこのセリフ、もう何回も聞いている気がします。たしか「天国へのカウントダウン」でも行っていたような…。ジンの兄貴のシェリーへの執着がすごい。

水の演出

揺らめく水中のような映像に合わせて先ほどのセリフ…。どういう状況なんでしょうか?組織は水辺または水中で何をしようとしているのか、まだまだ先でしょうが続報が楽しみです。

全体的に笑える要素多めだった

ほかにも小五郎のおっちゃんに何故か麻酔の耐性が付いていて病院で麻酔が効かなくて騒ぐっていう…。今作は結構笑えるところがたくさんありました。にしても、お偉いさんの葬儀に脅迫状が届いて訓練したいからって、高木くんに死に装束着せるなよ(笑)

 

今週のコナン 京都でドラマの打ち合わせ

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コナンの新シリーズが始まりました。果たして今回はどんな謎解きが待っているのか、楽しみです!

※ネタバレ注意

あらすじ

小五郎のおっちゃんや服部くんをモデルにしたドラマを撮るということで、京都で打ち合わせをすることになりました。打ち合わせをしている間、蘭ちゃんと和葉ちゃんは運転手付きで京都のスイーツ巡りを満喫することに。打ち合わせにはドラマのスポンサーも同席するとのことで、部屋に入ってきたのは紅葉さんでした。また、大岡家と知り合いだった黒田さんも警察官の設定の考証で同席することに。

みんなでピザを食べながら打ち合わせをしていると、演出家の男性が仮眠をとるからと離席。その後打ち合わせを終えて黒田さんが帰るとき、演出家に挨拶したいからと彼が寝ている部屋に向かうとドアが何かにつっかえて開かず、外から回り込んで確認すると演出家はドアの前で倒れていました。

一方そのころ蘭ちゃんと和葉ちゃんは、運転手が紅葉さんの執事の伊織さんと気付いて「紅葉が平次と何かする気や」と帰ろうとしますが、伊織さんは「事前に伺ったスイーツ巡りのコースをすべて回るまでは戻るなと言われているので」と請け合わず…。しかなく大急ぎでスイーツ巡りをしていました。

今週の感想

小五郎のおっちゃんと服部くんをモデルにしたドラマ、どんな感じなんでしょう。おっちゃんをモデルにした毛利大五郎を探偵左文字を演じた剣崎修さんが、服部くんをモデルにした服部平一を浪花キッズの光本兵我くんが演じるようですが、まあ事件が起きたので普通ならドラマの話は流れるところでしょう。なんか結局撮影が始まりそうでもあるけど。

次週の考察

脚本家や監督の話によると、以前似たような状況で自殺していた女性がいたそうですが、今回の演出家が殺人だったならその女性も自殺ではなく他殺の可能性がありそうです。どのみち女性の死が演出家殺害の動機になってそう。

あとは打ち合わせ中に離席した人がいなかったのかがキーになります。今回の描写では打ち合わせが終わったら即事件発覚でしたが、”打ち合わせ中”にトイレに立ったなど離席した人がいればその人には一応犯行可能な時間があったことになります。

京都の事件なので綾小路警部が合流するでしょうが、黒田さんがどう動くかも気になりますね。単に事件が解決したら終わりなのか、それともラムや浅香などの何らかの動きがあるのか…。その辺も何かありそうだなと思っています。

新章が始まるとわくわく

毎回そうですが、新シリーズが始まるとわくわくします。誰が出てきてどんな展開があるのか、色々考えながら読んでいくのが楽しいです。今回の事件も、いったい誰が犯人なのでしょうか?わくわくです。